社長室の冬(ドラマ)の結末ネタバレは?キャストやあらすじもチェック!
原作が堂場瞬一の「社長室の冬」がWOWOWにて2017/4/30を皮切りに、毎週日曜日、全5回で放送されます。
今回取り上げる「社長室の冬」は、「警察回りの夏」、「蛮政の秋」に続く3部作目。
そして、完結へ向かう位置づけとなっています。
主人公はこれまでの3部作で一連の物語を繰り広げてきた
新聞社「日本新報」の南
ですが、ドラマでは主人公が三上博史さん演じる
青井聡太
になっています。
どういうこと??と思うかたがいるかと思いますが、まずはあらすじをチェックしてみましょう。
「社長室の冬」のあらすじ
日本最大の新聞社、日本新報社長の小寺政夫はついに決断した。日本の新聞社初となる“身売り”を実行するのだ。相手は米巨大ネットショッピング会社AMCの日本法人社長・青井聡太。まるで黒船のように現われた外資が、日本の新聞をのみ込もうとしていた。そんな折、小寺が急逝。後任の新里明が引き継ぐことになった。しかしこの交渉は簡単には進まないことが予想された。実は、青井は元日本新報の記者で新里とは浅からぬ因縁があったのだ。
社長室の南康祐はこの交渉の補佐を命じられた。もともと記者であった南はある事件によって社長室へと異動を命じられていた。絶対に名を残したい創業者一族の長澤英昭は国会議員・三池高志を訪ね、交渉の妨害を要請する。三池は今まで日本の政治の裏工作を一手に引き受けてきた男であった。そんな中、青井が最終的な買収条件を提示してきた。それは新里や南も震撼する衝撃の内容であった。その条件とは…!?
新聞社の身売りが物語を描く
今回のドラマは、新聞社を買収しようとするAMCの青井聡太の視点で描かれます。
もともと、身売りの話は、本で主人公だった南と社長の新井が進めてていたもの。
その買収にのっかったのが、青井ですが、もともとは日本新報の記者だったんです。
ただ、その買収条件が
現在の紙の新聞は発行を停止し、全面的にネットに移行すること
だったんですね。これには身売りの話を進めていた南たちも予想外でした。
とはいえ、身売りをしなければならないほどの状況ですから後にひくわけにもいかない。
南たちは青井とともに買収話を締結させようとしますが、反対派たちが立ちはだかります。
青井と政治家の闘い
反対派のキーパーソンが
日新美術館の長澤
政治家の三池
の二人です。
青井も買収話を進めようと、二人の陰謀を暴きにかかります。
政治家・三池について、つきまわる金の問題を洗い出し、それをネタに排除しようと試みます。
さて、どうなっていくのでしょう。
ネタバレは?結末はどうなるの?
結果的に買収される日本新報社。
本を読んだ人は、これが実在するA社をもとに作ったのではないかと思う人も少ないと思いますが、その確率は高いかなと個人的には思います。
ドラマは青井を中心にして描かれていますが、本でのストーリーは、南が、社長交代、会社の身売りという崖っぷちの状態で南自身、どうありたいのかを模索していく物語なんですね。
最後には、買収後もなお雲行きの怪しい会社に残るかどうかの決断を迫られますが、南は会社に残ることに。
そして、社長室で勤務していた南は、自ら社長に直談判をし、記者に戻ることになります。
新聞がなくなり、インターネットでの配信となっても、それを伝えるための本質は記者の仕事の中にあるということでしょうか。
仕事に対する情熱と、自分が何のために仕事をしているのかを考えさせられる作品ですね。
ドラマではここらへんがどのように描かれるのか。楽しみですね!
ドラマに出演しているシャーロット・ケイト・フォックスさんが気になる方はこちらもチェック!!
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